728x90
반응형

まさかの話

http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/01/20.htm

 

むかしむかし、吉四六(きっちょむ)さんと言う、とてもゆかいな人がいました。

 吉四六さんの村には、話しを聞くのが何よりも好きな、お金持ちのおじいさんがいました。
 人から色々と話しを聞くのですが、話しが面白くなると、
「まさか、そんな事はありゃんすめえ」
と、必ず言うのです。
 だから、この頃は誰も相手にしてくれません。

「退屈だな。誰か話をしてくれんかな」
 おじいさんがそう思っていると、ちょうど吉四六さんが通りかかったので、おじいさんが話しをしてくれとせがみました。
「まあ、しても良いですが、話しの途中で、『まさか、そんな事はありゃんすめえ』と、言わない約束をしてくれますか?」
 吉四六さんが聞くと、
「いいとも。もし言ったら、米を一俵(いっぴょう)やろう」
と、おじいさんは約束しました。
「それでは、話しましょう」
 縁側に腰をかけると、吉四六さんが話し始めました。

「むかし、ある国の殿さまが立派なカゴに乗って、家来を連れて旅をしていた。
 殿さまのカゴが山道にさしかかると、どこからかトンビが一羽飛んで来て。
『ピーヒョロロロロ』
と、カゴの周りをグルグル舞い始めたのです」
「ふむ、なるほど」
「『何と良い鳴き声じゃ。どこで鳴いておるのじゃ』
と、殿さまがカゴの戸を開けて体を乗り出すと、トンビが鳴きながら殿さまの羽織のそでに、
『ポトン』
と、フンを落とした」
「ふーむ、なるほど」
 おじいさんは米を一俵も取られては大変と、いつもの口ぐせを言わない様に気をつけています。
「殿さまは家来に言いつけて、
『はよう、羽織の代わりを持ってまいれ』
と、命じて、持って来た羽織に着替えた」
「なるほど、なるほど」
「羽織を着替えてしばらく行くと、また先程のトンビが、
『ピーヒョロロロ』
と、鳴いたので、殿さまがまたカゴの戸を開けて体を乗り出すと、今度はトンビのフンが殿さまの刀にポトン」
「うーむ。まさか・・・」
 おじいさんは言いかけて、危なく思い止まりました。
「殿さまは家来に言いつけて、刀の代わりのを持って来させた。
 しばらく行くと、またまたさっきのトンビが、
『ピーヒョロロロ』
と、鳴いたんだ。
 殿さまがカゴの戸を開けて、またまた体を乗り出すと、今度はトンビのフンが殿さまの頭にポトン。
 すると殿さまは、
『はよう、首の代わりを持ってまいれ』
と、家来に命じて、自分の刀で首をチョンと切ってな。
 家来の持って来た代わりの首とすげ代えて、そのまま何事もなく旅を続けたそうじゃ」
 おじいさんは、思わず、
「まさか、そんな事はありゃんすめえ!」
と、大声で言ってしまいました。
「へい。米を一俵ありがとうございます」
 こうして吉四六さんは、おじいさんから約束の米をもらうと、さっさと帰って行きました。

 


옛날 옛적에 킷쵸무씨라는 아주 유쾌한 사람이 있었습니다.

 킷쵸무 씨의 마을에는 이야기를 듣는 것이 무엇보다 좋은 부자 할아버지가 있었습니다.
 다른사람들로부터여러가지이야기를듣는데요.이야기가재미있게되면,
"설마, 그런 일은 있을 수 없지?"
라고 반드시 말을 합니다.
 그래서 요즘은 아무도 상대해 주지 않습니다.

"지루하다. 누가 얘기 좀 해 줄래?"
 할아버지가 그렇게 생각하자 마침 킷쵸무 씨가 지나가길래 할아버지가 이야기를 해달라고 졸랐습니다.
"뭐, 해도 되지만 이야기를 하다 중간에 "설마, 그런 일은 있을 수 없지"라고 말하지 않는다고 약속을 해 줄래요?"
 킷쵸무씨가 묻자,
"좋다마다!. 만약 말을 하면 쌀 한 가마(한 표)를 주겠어요."
라고 할아버지는 약속했습니다.
"그럼, 얘기합시다."
 툇마루에 걸터앉자 킷쵸무 씨가 말하기 시작했다.

옛날 어느 나라의 영주님이 훌륭한 가마를 타고 하인들을 데리고 여행했습니다.
 영주님의 가마가 산길에 접어들자 어디선가 솔개가 한 마리 날아와.
삐효로로로
하고 가마 주위를 빙빙 돌기 시작했습니다. 
"흐음, 그렇군."
참 좋은 울음소리냐.어디서 울고 있는 거야?
하고는 영주님이 가마 문을 열고 몸을 내밀자 솔개가 울면서 영주님의 하오리(일본옷의 위에 입는짧은 겉옷) 소매에 뽀통
하고 똥을 떨어뜨렸습니다..
"흠, 그렇군. "
 할아버지는 쌀 한 가마니를  빼앗기면 큰일이기에, 늘 입버릇을 하지 않으려고 조심하였습니다. 
영주님은 하인에게 말하였습니다.
"빨리, 다른 하오리를 가져오너라."
하고 명령하고, 가져온 하오리로 갈아입었습니다. 
"그렇군요. "
하오리 옷을 갈아입고 한참을 가니, 다시 조금 전 솔개 삐효로로로 
하고 울어서 영주님이 다시 가마 문을 열고 몸을 빼자 이번엔 솔개똥이 영주님의 칼에 똑!.
"음.설마..."
 할아버지는 말하다가 간신히 멈추셨습니다.  
영주님는 하인에게 일러 다른 칼로 가져오게 했습니다.
 한참을 가니 또 아까 그 솔개가 삐효로로로
하고 울었다.
 영주님 가마문을 열고 다시 몸을 내밀자 이번엔 솔개똥이 영주님의 머리에 똑
 그러자 영주님은 말씀하셨습니다. 
"빨리, 다른 목을 가져오너라."
하인에게 명령하고, 자신의 칼로 목을 싹둑!
 하인이 가져온  다른 목과 바꿔치기하고 그대로 아무 일 없이 길을 계속했다더군.
 할아버지는 저도 모르게
"설마, 그런 일은 있을 수 없어!"
하고 큰 소리로 말해 버렸습니다.
"헤잇! .쌀 한 가마니 고맙습니다."
 이렇게 해서 킷쵸무 씨는 할아버지로부터 약속한 쌀을 받자 얼른 돌아갔습니다.


 

 

 


2020/06/30 - [일본 동화로 듣기 공부] - 일본 동화로 듣기 공부#7) 잇큐상에 대해서

2020/07/06 - [일본 동화로 듣기 공부] - 일본 동화로 듣기 공부#8) 닭의 해에 태어난

 

일본 동화로 듣기 공부#8) 닭의 해에 태어난

http://hukumusume.com/douwa/pc/jap/01/09a.htm とり年生まれ むかしむかし、あるところに、吉四六(きっちょむ)さんという、ゆかいな人がいました。 吉四六さんの村の庄屋さんは、たくさんのニワトリ��

tnqls6375.tistory.com

 

반응형

+ Recent posts